一般財団法人 煎茶道東阿部流 [HIGASHIABERYU]

東阿部流とは

江戸時代に来朝した隠元禅師が伝えた煎茶は、幕末から明治にかけて文人趣味として隆盛を極め、年月を経て、独自の煎茶道として確立され、現在では多くの流派が存在しています。

当時、日本にもたらされた中国文化は、煎茶に限らず様々な点で日本人にとって新しく、また新鮮でした。

東阿部流は、お茶を通じて知識や教養を深め、文人墨客の心を理解する事を目的としながら、「感謝」「奉仕」「反省」「互譲」を流是とし、現在五世家元を中心に、全国の教授者が煎茶道の伝承に取り組んでいます。また海外にも煎茶を紹介し日本文化を広げていく活動をしています。

煎茶文化の研究、発展、伝承に取り組んでいます。

当流では日本各地域の教授者が集まり、毎月研究会を開催しています。その他にも都道府県・市から依頼された行事の協賛としての茶席や、ボランティア団体と協力して地域の日本文化の活性化に勤めています。

各地域での活動は歴史を重ね、周年茶会は70年・60年と続き、若い世代へと受け継がれています。

全日本煎茶道連盟に所属し、会員だけでなく他流との交流を盛んに行っています。

また、海外でも煎茶道体験や茶席のデモンストレーションを行い煎茶文化を世界に広める活動にも積極的に取り組んでいます。

五世家元 土居雪松 [The current Grandmaster, Mr. Sessho Doi]

東阿部流とは

Senchado was very popular during the late Edo and Meiji eras, Senchado blends Chinese and Japanese cultures.
Spanning five generations, the HIGASHIABERYU continues to preach harmony, thanks, duty, respect and
reflection through sencha and appreciation of the arts.


For scholars of the Chinese arts, Senchado was not just a source of inspiration.
It was also an essential means of welcoming guests for artistic discussion and appreciation.
It is much less formal than other forms of Sado, and can be performed anywhere with the right utensils as a tool
to aid communication among likeminded friends.


The current Grandmaster, Mr. Sessho Doi, has presided over the style since 1996.
He is also on the board of directors for the Japan Senchado Association.